一般社団法人 日本エステティック評議会

脱毛の種類と違い1

脱毛サロンのカウンセリングでよく聞かれる質問があります
医療脱毛サロンの光脱毛って何が違うのですか?”
『脱毛にはいくつの種類があるのか』、そして『何が違うのか』。
皆様は、その質問にしっかりと答えられているでしょうか。
自身が携わっている施術方法には詳しいかもしれませんが、他の方法となると、知っていたようで知らない、
曖昧になっていた部分があるかもしれません。
今回は、今さら聞けない、脱毛の種類と違いについて学んでいきましょう。

脱毛は大きく分けると4種類

細かく分けると切りがありませんが、現在日本で主流となっている脱毛方法は、大きく分けると4種類あります。
『光脱毛』と言われるフラッシュ式脱毛は有名ですね。それから『レーザー式脱毛』『ニードル式脱毛』です。この二つはそれぞれ医療脱毛です。そして最後は『ワックス脱毛』のブラジリアンワックス。この4種類です。

では一つずつ見ていきましょう。

1.光脱毛(フラッシュ式脱毛)

光脱毛(別名フラッシュ式脱毛)とは、脱毛したい箇所に、幅の広い波長の光を当てることで、毛にのみダメージを与え、毛の生えるスピードを抑制したり、毛量を減らしていく脱毛法です。ムダ毛は施術によって抜け落ちると、また生えてきますが、毛根や毛を作る細胞にもダメージを与える為、次第に毛の再生能力も弱まっていくことで、徐々に毛が薄くなり、生えにくくなっていきます。

光脱毛にはIPL・SSC・SHRの3種類があります。
共通点は国家資格のような特別な資格や免許がなくても扱えるということです。また、施術料金も比較的リーズナブルで、痛みが少ない為、若年層を中心に利用されている脱毛方法です。

では、IPL、SSC、SHRの違いについてはどうでしょうか。
3つとも、ホワイトライトと呼ばれる光を当てますが、ダメージを与える対象や波長や時間、エネルギーや施術内容等に違いがある為、毛に与える効果も変わります。

まず、IPLはメラニン色素に反応する単発式な光を照射し、根にダメージを与える脱毛法です。メラニン色素に反応する為、太く濃い毛に効果がありますが、産毛や白髪には効果はあまり見込めません。また、メラニン色素を多く含む、ほくろや日焼け肌には施術ができません。毛が生えては抜けて、を繰り返すヘアサイクルの中で、メラニン色素が最も多くなる『成長期』に合わせて照射する為、2.3カ月に1度のペースでの照射となります。IPLは今生えている毛にダメージを与えます。施術後には栄養を失った毛がパラパラと抜け落ちていくので、脱毛効果を早く実感できます。

SSCは、専用のジェルを塗り、その上から光を当てることで、ジェルの成分が毛穴に浸透し、毛母細胞に働きかけ、制毛、抑毛効果をもたらす脱毛法です。ジェルには美容成分が含まれているので美肌効果も期待できます。SSCも、毛の成長期に合わせて照射しますが、ジェルがある分、毛根に直接熱を与えるIPLよりは痛みを感じにくいと言えます。ジェルが毛穴に浸透することで効果を発揮する為、IPLとは違い、細い毛や色素の薄い毛にもムラなく抑毛できます。SSCはあくまで毛の成長を抑える抑毛法なので、IPLやSHRのような毛が抜けるといった脱毛効果はありません。また、SSCの効果は比較的ゆっくりと作用する為、実際にお客様が抑毛効果を体感するまでに時間がかかります。

最後にSHRは、発毛を促す細胞と、毛包と呼ばれる毛穴内部全体に、弱い光を連続して照射することでダメージを与え、脱毛する方法です。IPL、SSCとは違い、成長毛がターゲットではない為、毛周期に関係なく施術ができ、およそ1カ月に1度のペースで照射ができます。IPLやレーザーは単発式で痛みを感じやすいですが、SHRは弱い光を連続して照射する蓄熱式の為、痛みも少ないのが特徴です。また、毛や肌の色に関係なく脱毛作用があるので、産毛や白髪にも効果があり、日焼け肌にも対応可能です。SHRは発毛を促す細胞に働きかける為、IPLやSSCのように、今生えている毛がパラパラと抜けるわけではありません。その為、脱毛を始めてしばらくは効果を感じづらいことがあります。

ここまでで光脱毛についてわかったと思います。次回は医療脱毛とワックス脱毛について解説します。

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