一般社団法人 日本エステティック評議会

アロマオイルで心地いい空間づくりを

お店の中の雰囲気の演出として、「匂い」を利用しているサロンも少なくないのではないでしょうか。

今回はアロマオイルの使い方や留意点を紹介します。

アロマを楽しむためのアイテム

部屋の雰囲気をアロマオイルの匂いで演出する方法は沢山あります。

その中でも特に人気なのが、『ディフューザー』です。

ディフューザーは気軽に広範囲に匂いを運ぶことのできる機械で、熱を使わないため、アロマオイル本来の働きが期待できるので、多くのサロンで利用されています。

ディフューザーは水と混ぜて噴出することから、加湿機能も兼ね備えているため、特に小さなサロンにはおすすめです。

ただし、加湿が必要でない梅雨の時期などは、使い勝手が悪くなる一面もあります。

また、目詰まりを防ぐために日々の手入れが不可欠なので、メンテナンスに手間をかけたくない方にはあまり向いていません。

瓶に入れたアロマオイルの中に、リードと呼ばれる木製スティックを挿して使用する『リードアロマ』もアロマを楽しむ方法としてはとてもメジャーです。

リードに吸い込まれたアロマオイルが空気中で気化することで、室内に心地よい香りを広げることができます。ルックスが映えるのでインテリアとしても人気があり、水や電気を使わないため、色々な場所で使用できるのがメリットです。

ただし、このタイプは容器に蓋がないため、オイルが酸化しやすく、合成香料を使用した製品が多いのが難点になります。

アロマオイルをストーンと呼ばれる珪藻土でできた石に直接振りかける『アロマストーン』もその手軽さから大きな支持を得ています。

小ぶりなので持ち運びやすく、あらゆる場所に置いておくことができます。火や電気を使わないので、棚やカウンターの上などでも安心して使え、うっかり手が当たって倒しても、火傷や火災の心配がありません。水を使わないためお手入れもほぼ不要なので、日中時間がない方やスターターの方向きのアイテムといえます。

ただ、ディフューザーとは違い、香りの有効範囲が直径1mとやや狭く、3~5滴で数時間から長くても1日程度で香りが消えるというデメリットがあります。

サロンの広さ、香ってほしい範囲や、その場のTPOなどを鑑みて、ご自身のサロンに合ったアイテムを選ぶようにしましょう。

アロマオイルの留意POINT

アロマオイルの原液=精油には注意が必要です。

無闇に素手で触れないよう気を付けましょう。

アロマオイルは1滴で特定の花の花びら100枚分の養分を濃縮したようなものです。

そのため、直接肌で触ったり、口に入れたりすれば精油はたちまち皮膚の毛細血管に入り込み全身を巡ります。最悪、消化器官や肝臓、腎臓に毒性を及ぼすといわれています。

また、精油の中には肌に付着した状態で日光や紫外線に当たることで炎症を起こす『光毒性』を持つものがあります。光毒性がある精油はレモン、グレープフルーツ、ベルガモットなどの柑橘系です。

柑橘系の甘くさわやかな香りは多くの人に好まれますが、光毒性の危険性を考慮して、取り扱いには十分注意しましょう。

もうひとつ気を付けたいのが、犬や猫などのペットがいる場合です。

動物は人間とは違いアルコールや精油の成分が代謝されにくいといわれています。すべての精油が危険というわけではありませんが、万が一お客様が連れてきたペットを短時間でも預かることになったときはしっかりと換気してください。

アロマオイルの香りは人を癒すときにとても大きな武器になります。

その武器を味方につけて、お客様に心地のいい時間を提供しましょう。

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